整髪料の種類がたくさんあって何を使えば良いのか解らない方って結構いるので、

今回はざっとですけど(あんまり長い文だと自分だと読まないので・・・)書いていこうと思います。

女性の方特有の剤型としてはヘアーオイル・セットローション・ヘアースプレーで、

男性の方男性特有の剤型としてはポマード・チック・ヘアーリキッドって感じだと思います。

整髪料の種類

*ヘアワックス

*ヘアフォーム(ムース)

*グリース

*ヘアジェル

*ヘアウォーター

*ヘアミスト

*ヘアオイル

*ヘアクリーム

*ヘアリキッド

*ヘアローション

*ヘアスプレー

*ポマード

*チック

他にもあったらすみません。。

ヘアワックス

油性・クリーム状のもの。他の整髪料と比べて、性質の異なる種々のタイプの製品が存在するので、一概に整髪料としての特性は表せません。
整髪力や固定力の強いものから弱いもの、艶を付けるものや乾いた仕上がりになるものまで種類は豊富です。整髪力の違いによって「ライトタイプ」と「ハードタイプ」に分類されていて、「ライトタイプ」は、適度な毛束感と癖づけ、自然な光沢を持つことが特徴で、「ハードタイプ」はシャープな毛束感と高い持続力とマットな光沢を有することが特徴です。

ヘアフォーム(ムース)

整髪成分を泡状にしたもの。シリコンにより髪に艶を与える、固定力のない物もあります。

ムースとも呼称されています。ただ、日本国内において化粧品/整髪料における“ムース”は資生堂の登録商標(第1315853号)であるので、一般的な商品名としては“フォーム”が使われています。

髪をハードにセットするもの、水溶性グリコール類を多量配合して高いウエット感を付与するもの、高分子シリコーンを配合してサラサラ感を付与するもの、リンス成分や油分を配合してトリートメント効果を付与するものなど、幅広く製品化されています。

グリース

油性、水性とがある。油性は多くポマードと呼ばれ、水性は水溶性(水性)ポマードとも呼ばれています。セットと共に艶を出したいときに使用します。

美容院KOO’S久米川店ではパーマのお客様やメンズカットのお客様などにはこのグリースをよく使います。

ヘアジェル

水と樹脂を練り合わせたゼリー状のもの。多く強い整髪力がある。

ヘアジェルは粘性のあるゼリー状の水性整髪剤で、髪をハードに固定することを目的として使用されています。髪へのなじみがよくて、べたつかず、ごわつかないハードなセット力で毛髪への密着性が高い特徴があります。

ヘアウォーター

液体を、髪に霧状に噴射して使う。髪を固めるという作用はわずかしかなく、寝癖を直す、髪に艶を与える、後に使う整髪料に対する下地といった目的で使用する。

巻き髪セット用途のヘアウォーターは、ヘアアイロンやホットカーラーの熱を利用して乾かすことによって水素結合を再形成させ、巻き髪をつくっています。

ヘアミスト

噴霧器付のボトルに入ったもの、またはガスと共に整髪成分を噴射するもの。ヘアスプレーが仕上げ剤として使われるのに対し、前髪の立ち上げだったりサイドのボリュームダウンなどの整髪目的に使われる物をミストと言います。

ヘアオイル

髪に油分を補い、光沢、滑らかさ、柔軟性を与えることを目的として使用される。古くから植物油が使用され、椿油や木蝋は鬢付け油として使用されてきました。

構成成分は比較的粘性が低いさっぱりとした植物油(ツバキ油、オリーブ油など)や鉱物油(ミネラルオイル)を主成分として、エステル油やスクワランなどが適宜配合されている。最近では仕上がり感や手触りの良さから、シリコンを主成分とした製品が増加している。これらのヘアオイルは高分子シリコーンを揮発性溶剤(イソパラフィン、低分子シリコーン)に溶解したもので、溶剤が蒸散すると高分子シリコーンが均一な皮膜を形成して、植物油では得られない滑らかさと手触りを付与する効果があることから「洗い流さないトリートメント」として使用が増加しています。

ヘアクリーム

頭髪に油分を与えて、枝毛、切毛、裂毛の予防、または改善する効果と、頭髪に艶を与え、整えやすくする効果があります。

ヘアクリームは粘性のある乳化型クリームで、毛髪に水分と油分を補給してコンディショニング効果を与える目的で使用される。ヘアクリームは液状油を乳化しているため比較的さっぱりとした使用感を持ち、ソフトな整髪効果があります。

ヘアリキッド

水性・液状のもの。アルコール、ポリマー剤、界面活性剤などを成分にし、主に男性用。さらっとした使用感と柔らかな仕上がりが特徴。

ヘアリキッドと混同されやすいものにヘアトニックがありますが、ヘアトニックは主に頭皮のコンディションを整える目的に使われる。ただし、ヘアトニックにも整髪作用があるものや、リキッドにもトニックと同種の効能を持つ物もあります。

ちなみに、ヘアリキッドという言葉は、資生堂が作った和製英語です。

ヘアローション

液状で、噴射容器に入れたものを霧状にして使用します。水、アルコール、ポリマー剤を主な成分とし、カーラーで巻いた髪や、指でウェーブの形を作った髪に吹き付け、固定するセットローション。

また、ボディクリームやボディーローションなども非常時の整髪料として使えます。

ヘアスプレー

液状樹脂をガスの力で髪に噴射し、髪の乱れを防ぎます。主に仕上げ用です。

ヘアスプレーは、整髪成分やオイル成分をアルコールに溶解した原液を噴射剤と一緒にエアゾール容器に充填したエアゾール製品であり、細かい霧状に噴射させる機構をもつ整髪剤です。

髪の表面に噴霧して髪型をしっかりと保持する機能のみならず、最近は手ぐしでヘアスタイルを形成する目的や光沢や手触りを改善する目的で使用されるものも開発され、「ハードタイプ」、「アレンジタイプ」、「グロスタイプ」に分類されています。

ポマード

油性の整髪料で、主に男性用。ゼリー状もしくは粘性のある油状を呈し、成分や形状によって油性、水性、そして植物性、鉱物性に分類されています。

リーゼントやオールバック(ストレートバック)に適していて、強い固定力と艶のある仕上がりが特徴です。ヘアジェルやヘアスプレーとは違い、整髪料が乾いて固定するのではなく、髪と髪を油で接着させて固定する為、濡れたような仕上がりが得られます。ブリランチン・ブリリアンティンとも言いいます。

チック

成分はポマードに似ていますが、木蝋などを添加し固形棒状に仕上げ、手を汚さずに髪に塗布できるようにした物。元々は髭を整えるための物です。

長々と書きましたが整髪剤の機能としては

*毛髪を固定、セットする“整髪”を重視したタイプ

*毛髪の光沢・感触・質感などを改善する“トリートメント”を重視したタイプ

*上記二つの両方の機能をもったタイプ

に分けられます。

整髪料の使用はヘアースタイルの流行と密接に関係しているので、その時代の流行ヘアースタイルに適した新規な剤型や技術が開発されてきています。

また性別や世代間で求めるヘアースタイルや仕上がり感などのニーズや嗜好が多様化しているので、多くの種類の剤型が市場に存在しています。

 

色々ありすぎて何を使えば良いのか解らない方はKOO’S久米川店にご来店の際に聞いて下さい。

では、

美容院KOO’S久米川店 はやでした。