ずっとヘアケアBlogをサボっていたKOO’S久米川店のはやです。。すみません。。。

今回はジアミンが入っていないカラー剤が遂に出たので、そのことについて書いていこうと思います。

ジアミンってなに?

ジアミンとは、ヘアカラーの核として染料に含まれるPPDA(パラフェニレンジアミン)等の事です。

このジアミンを使用することで、少量の色素で濃く色を出すことができ、またいろいろな色調を簡単に作ることができます。

ジアミンが有害なのは分かっていても、今のヘアカラーからジアミンを抜くことは考えられない事でした。旧厚生省が定めた、表示指定成分102個の中の1つです。

表示指定成分とは、
石油合成成分(有害化学物質)で、皮膚障害を起こす可能性のある成分の中で
過去にアレルギーや接触刺激・皮膚毒素・発ガン性等の症例から報告されたものを中心に2001年3月までに表示が義務付けられた成分のことです。

現在、化粧品などに使われている成分は約3000種類ほどありますが、その中で特に高度の有害性が認められているものが選ばれています。
しかし表示指定成分に指定されていないものは即毒性がない石油合成成分(有害化学物質)というだけで安全であるということではありません。

この指定表示成分に対する過大解釈が、指定表示成分を入れず、他の石油合成成分(有害化学物質)を入れていても「無添加」として販売されています。

ジアミンがなぜ悪いのかというと、有害性を持っていて、アレルギー反応を引き起こす原因になるだけでなく、酸化剤と混ぜた時に出来る中間物質にも有害性があります。

フィンランドでは1991年にPPDAの一般向け使用が禁止されました。

 

他国では、ジアミンの一部使用禁止を伝えている所もあります。

ヘアカラーのかぶれの原因とは?

ヘアカラーリング時に起きる「かぶれ」の原因は、 かぶれまではなくても、

カラーは「しみる」「刺激が痛い」という方もいらっしゃると思います。

カラー剤に含まれる「過酸化水素」や「アルカリ剤」その他の原因でかぶれたり、しみたりすることもありますが、多くの場合は「酸化染料」と呼ばれる染料に含まれる「ジアミン」成分がアレルギー症状の原因です。

酸化染料は、酸化反応で発色する染料です。

酸素に触れていない時は無色で、その染色過程から「酸化」染料と呼ばれています。

発色した酸化染料の分子には、くっつき合って元の分子よりも大きくなるという特性があり、大きくなった染料はキューティクルの間から逃げられなくなるため、髪の内部にしっかりと色が定着します。

染毛力・定着力が高いという、ヘアカラーリング剤の染料としては優れた特性を持つ酸化染料ですが、残念なことに「パラフェニレンジアミン」や「パラトルエンジアミン」などの「ジアミン」成分が、体質や体調によってアレルギー反応を引き起こすことがあります。

これまでに何回もヘアカラーを使用してかぶれなかった方も花粉症のようにある日突然アレルギー症状が出ることもあるので油断は出来ません!

一度ジアミンアレルギーと診断されてしまうと、酸化染料(ジアミン系染料)が入ったヘアカラーリング剤を使うことはできなくなります。

ノンジアミンカラーとは?

ノンジアミンカラーは、その名の通りジアミンが含まれていないカラーリング剤。

酸化染料不使用(=ジアミン不使用)のカラー剤を使用した特別なヘアカラーリングです。ジアミンフリーなので、ジアミンかぶれで普通のヘアカラーが出来ない方でも安心して染められます。

「化粧品」に分類される薬剤が穏やかに作用するため刺激が少なく、頭皮に「しみないカラー」をお探しの方にもオススメです。

ヘアマニキュアとは異なり、頭皮に薬液がついても取れなくなる心配がないので、白髪も根元からしっかり染められます。髪へのダメージも少なく、カラーと同時にパーマが出来るのも特徴です。

自分も肌が弱いので極力肌に優しいと言われているカラー剤をお客様にも自分にも提供してきたのですが、このノンジアミンカラーは画期的です!なぜなら今までジアミンを使わないと思い通りの色が表現出来なかったのが、染料の組み合わせを変えることと、色素量を多くすることで、思ったとおりの色を表現することが出来たみたいです。

ノンジアミンカラーの注意点

ノンジアミンヘアカラーに使用するカラーリング剤には、「ノンジアミン」という名前の通り、「ジアミンアレルギー」の原因となる「ジアミン」は入っていません!

ノンジアミンカラー用のカラーリング剤は、通常のヘアカラーに比べて低刺激で、アレルギー症状を起こす可能性は低いと考えられます。

ただし、ジアミン以外の成分が原因でアレルギー反応が起きることもあり、ノンジアミンカラーだからと言って、全ての方にアレルギーや皮膚刺激が起こらないというわけではありません。

カラー剤のアレルギーというと、ジアミンアレルギーが一般的ですが、「アルカリ剤」や「過酸化水素」などでもアレルギー反応が起きる場合もあります。

通常のヘアカラーは、酸化染料とアルカリ剤を配合した「1剤」と酸化剤の「2剤」を直前に混ぜて使うものが一般的です。一般的に、1剤の「酸化染料」にはジアミンが、「アルカリ剤」にはアンモニアが含まれています。2剤の「酸化剤」には過酸化水素が使われています。

アルカリ剤は、髪の表面のキューティクルを一時的に開いて、色の成分を髪の内部へ染み込ませる作用を果たします。また、酸化剤の過酸化水素を分解して酸素を発生させます。過酸化水素の分解により発生した酸素はメラニン色素を分解して脱色させ、さらに酸化染料を酸化反応で発色させます。

ノンジアミンカラーには、「酸化染料(ジアミン)」は含まれていませんが、髪のキューティクルを開いて染料を内部に浸透させるための「アルカリ剤」は配合されています。また、明るい色を表現するためには専用のライトナーを使用しますが、このライトナーには「過酸化水素」が含まれています。

「酸化染料(ジアミン)」「アルカリ剤」「過酸化水素水」以外の成分にアレルギー反応が起きる可能性もあります。ノンジアミンカラーといっても万能ではありません。アレルギーが気になる場合は、カラーリング前に「パッチテスト」で、ご自身のアレルギーの原因を確かめる必要があります。

*カラーリングのパッチテストは2日前に行います。

ノンジアミンカラーを使用するとどんなアレルギーの人でも絶対安心・安全!というものではないのでパッチテストは必ず受けたほうがいいです!

パッチテストの所用時間は10分ほどです。ヘアカラーの前に一度KOO’S久米川店に来て頂く必要がありますが、アレルギー体質の方、かぶれや刺激が気になる方には、まずはパッチテストで自分が何に反応するのか把握しておくことをお勧めします。

ノンジアミンカラーのメリット

  • ジアミンフリーでジアミンかぶれがない
  • 根元から染色できる(頭皮についても取れる)
  • 染めにくい白髪も一回の施術で染色
  • 低アルカリで頭皮への刺激がほとんどない
  • 薬剤のツンとくる嫌な臭いがない
  • 髪のボリューム自由自在/髪のうねりも緩和
  • トリートメント成分で髪のツヤ感アップ
  • 専用ライトナーとのダブル施術で黒髪も明るい色に染められる
  • 寒色系から暖色系までの色バリエーション

ノンジアミンカラーのデメリット

  • 通常のヘアカラーに比べると色のバリエーションが少ない
  • 通常のヘアカラーに比べると色持ちの期間が短い
  • 白髪に明るい色を使うと色が透けることがある
  • 髪質によって一回の施術では白髪が十分に染まらないことがある

ちょっと長い話になりましたが、ノンジアミンカラーっていうのは美容業界にとってかなり画期的なヘアカラー剤だと思います。

これからもっと色のバリエーションが増えていってくれることを切に願います。

ノンジアミンカラー 7.560円〜

KOO’S久米川店 はや