タイトルにそぐわない食生活をしているおいらですが、今回は真面目に色々と書いて
いこうと思います。長くなるのでご了承下さい。
元々欧米人に比べて日本人はハゲが少ないと言われていましたが、最近は薄毛に早くから
悩んでいる人が増えています。
これは食生活の変化が影響していると思われます。
ハンバーガーなどのファストフード、油をたっぷり使った料理、チョコレート、スナック菓子
といった食べ物がどこの家庭の食生活にも溶け込んでいます。
野菜や魚中心の和食を食べていた頃の日本人に比べると、欧米流の高カロリーな食生活を送る
現代の日本は確実に髪のトラブルに悩む人が増えています。
薄毛の原因の多くは髪の毛そのものではなく、抜けやすい頭皮環境にあります。
脂肪の多い食生活を続けていると皮脂腺が広がり、それに伴って毛穴も大きくなってきます。
広口の壺状になった毛穴に髪は生えてきますが、穴が広くてしっかりと根が張れない為、
毛が細く、また、ほんの少しの刺激で簡単に抜けやすくなってしまうのです。
なので、薄毛の進行を食い止める為の有効な手段の一つとして昔ながらの野菜や魚中心の
和食にきりかえることが挙げられます。
ところで、よく「育毛には黒い食べ物が良い!」とか「微量ミネラルが薄毛を予防する!」
など言われていますが、確かに髪の育成には必要ですが、一つの食材さえ食べていれば髪が
抜けないというものではありません。あくまでも基本はバランスの良い和食中心の食事と言う事
に尽きるのです。
例えば、亜鉛。亜鉛は貝類、ナッツ類、小豆や黒豆などに含まれるミネラルで、新しい細胞を
作ったり、傷を早く治す働きを助ける栄養素です。
最近は亜鉛不足による味覚障害が増えているらしいです。味覚障害になると味に鈍感になり、
他の人が食べると驚くような味付けの物を平気で食べるといった事が起こります。
食生活の偏りはこの様な様々な不調をもたらすので髪に悪い影響を与えます。
健康な髪の維持にはバランスの良い食生活を送る事が大切です。
肉やファストフード類は出来るだけ控えて、魚や野菜、貝、豆、海藻類などの不足しがちな
食材を積極的に取るように心掛けて下さい。