こんにちは、美容室 KOO’S久米川店 はやです。

自分が髪の毛短くて男だからかもしれませんが、枝毛ってあんまり気にしたことがありません。

ですが、女性の方は結構気にしていますよね?なので、今回は枝毛が出来る原因と対策方法を書いていこうと思います。

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枝毛の原因は日常生活のなかにたくさん潜んでいるので、これから紹介する中で当てはまることがないかチェックしてみてください。

シャンプーをあまり泡立てずに洗髪する

髪を洗う時に、しっかりとシャンプーを泡立てないと、髪の毛同士が擦れることがあります。洗髪中は髪が濡れており、余計にキューティクルがめくれやすくなるので、なるべくキューティクルがめくれないようにしなければなりません。めくれてしまうと、髪内部の栄養や水分が抜けてしまい、乾燥を引き起こし枝毛になりやすくなります。

濡れた髪をタオルでゴシゴシと拭いている

濡れた髪のキューティクルは、めくれたり剥がれやすくなっているため、髪の毛をゴシゴシ拭いたり、毛先をまとめて強く絞ったりすると、髪の毛同士の摩擦で簡単にキューティクルが剥がれやすくなります。

水に濡れたキューティクルはダメージを受けやすいので優しく扱うようにして下さい。

ドライヤーを長時間髪にあてている

キューティクルは熱に弱い為、ドライヤーで長時間熱を受けると、キューティクルがめくれて水分が失われ、髪内部が乾燥しやすくなります。

そのため、髪内部がダメージを受けやすく、枝毛を引き起こすことがあります。

ドライヤーだけでなく、アイロンやコテを使ったときも同じ症状が出るので気をつけて下さい。

洗髪後に直ぐ乾かさないで髪の毛を自然乾燥させている

髪を乾かさずに自然乾燥させてしまうと、濡れている時間が長くなり、キューティクルがダメージを受けやすくなります。さらに、髪が濡れたまま寝てしまうと、枕と髪の毛が擦れてしまうことで、枝毛の原因になります。

また、地肌が湿ったままだと、雑菌も繁殖しやすくなるので、枝毛を防ぐ意味合いだけでなく、髪の毛はドライヤーで速やかに乾かして下さい。

食生活の偏りや、睡眠不足など不健康な生活を送っている

もし上記のヘアケアに問題点がみつからないのであれば、生活習慣の乱れや心身の疲れが枝毛の原因につながっているかもしれません。

栄養バランスの悪い食生活だと栄養不足になり、髪を作る材料であるタンパク質や、髪の育成をサポートするビタミンやミネラルが不足し、枝毛や抜け毛につながりやすくなります。

また、夜更かしや深夜の飲食など、不規則な生活やストレスは自律神経のバランスが崩れやすくなり、髪に栄養をおくる頭皮の血行を悪くすると言われています。

枝毛を予防するための対策法

シャンプーは十分に髪を濡らしてからしっかりと泡立てる

洗髪の際は、最初にしっかり髪を濡らしてから余分な水分を切った後で、しっかり手の平で泡立てたシャンプーを髪につけて下さい。スタイリング剤などの汚れを先にある程度落としておくことで、シャンプーの泡立ちもよくなりますし、髪同士の摩擦も少なくすることが出来ます。

シャンプーを泡立てる際は、手の平にとってお湯を少し足して泡立てます。うまく泡立たないという方は洗顔用のネットを使うと簡単に泡立つのでおすすめです。

シャンプーはロングヘアでない限り、ワンプッシュが適量です。ロングヘアの場合でも500円玉程度の量で十分です。

なお、入浴前に軽く髪をとかしておきましょう。シャンプーをする前、髪が絡まっていると髪の毛同士が擦れて枝毛の原因になってしまいます。

濡れた髪を拭く時は軽く押すようにして水分をとる

濡れた髪を早く乾かそうとタオルでゴシゴシと拭くとキューティクルが剥がれてしまいますので、優しくタオルドライしましょう。

お風呂から出たら、まずは手で軽く髪の水気を払います。タオルドライは頭皮から先に行っていきます。タオルを頭皮にあてて、軽く手揉みするように優しく押すようにします。

そして、ロングヘアの方であれば、そのあとに髪をタオルで両側からはさみ、軽く押すようにして水分を吸収させます。髪を拭く、ではなく、水分をタオルに吸収させる、という意識で行ってください。

ドライヤーを正しく使う

熱に弱いキューティクルを守り枝毛の原因を作らないためには、ドライヤーの使い方も大事です。

ドライヤーの風は20センチ以上頭から離してあて、毛先は避け頭皮や髪の根本から乾かしていきます。すぐ乾かしたいからと同じところをずっとドライヤーがけするとキューティクルが痛みやすくなります。

ドライヤーを左右に小刻みに揺らすようにして熱を分散させながら乾かしましょう。

アイロンやコテも高温になりますので、できるだけ短時間で済ませるようにして下さい。

栄養バランスの良い食事を心がけダメージを受けにくい健康的な髪になるように

髪の毛のメイン成分であるタンパク質が摂れる肉や魚、卵やミネラル分などを意識的に摂ることをおすすめします。また、規則正しい生活を心がけ、ストレスもあまり溜め込まないようにすることが大切です。

スポーツでも友達とのおしゃべりでも何でも良いので、自分なりのストレス発散法を見つけるようにして下さい。

既に枝毛になってしまっている場合

既に枝毛になってしまった髪の毛は残念ながら元に戻ることはありません。

ただし、放置すると、どんどんその髪の毛は裂けてしまいますので、見つけたらすぐにカットすることをおすすめします。

枝毛を元に戻すのは難しいですが、枝毛を防ぎたい、髪に水分・傷んだ髪を補修したい、というのであればトリートメントがオススメです。

枝毛は髪の乾燥や、そこからくるダメージによって引き起こされやすくなります。
入浴前後のヘアケアなどのダメな行動をとらないようにして、枝毛の予防をしていってください。

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