「最後にお酒を飲んだのいつだろ?」って位お酒に興味なく、記憶だと2.3年は飲んでいないんじゃないか・・・って感じなのですが、忘年会や年末年始でお酒を飲む方が多いと思うので、今回は、ビールは髪の毛に良いのか悪いのか?について書いていこうと思います。
糖質過剰による皮脂の分泌過剰
ビールはけっこう糖質が多いです。糖質を過剰摂取すると、皮脂の分泌が多くなります。そして頭皮の皮脂が過剰になると、毛穴が詰まったり酸化した皮脂による炎症や雑菌の繁殖の可能性があります。
ビールは頭皮の環境には良くないと言えます。対策としては最近流行りなのか解らないですけど糖質0ビールなどがあるので、糖質0ビールの方を飲む方が良いと思います。
ビタミンやアミノ酸の消費
お酒に含まれるアルコールは、肝臓で分解されるので、ビタミンやアミノ酸が大量に消費されます。
髪の毛に必要な栄養素が足りなくなる可能性もありえます。また、肝臓は毒素の分解とエネルギーの代謝が主な仕事ですが、アルコール分解にかかり切りになることでエネルギー代謝がまわらず、髪の毛に必要なエネルギーが不足する可能性もあります。お酒は適量で切り上げることが大切です。
睡眠の質の低下
お酒を飲むと眠気を感じる人も多いと思います。実際にはお酒を飲んだ後の眠りは質が悪いことが分かっています。
睡眠中には髪の毛の成長にも使われる成長ホルモンの分泌が活発になるため、睡眠の質が低下すると成長ホルモンの分泌が悪くなるので髪の生育にはよくありません。
おつまみやタバコが進むことによる害
ビールを飲むと僕はガリしか食べないのですが、ビールのおつまみには塩辛い物や脂っこいものが多いので、それらを食べる人が多いと思います。これらは皮脂の過剰分泌や高血圧のもとになります。食べるなら枝豆や冷や奴などなるべくヘルシーなおつまみがおすすめです。
また喫煙者の場合ビールを飲むとタバコが吸いたくなるという人も多いらしいので、タバコは血管収縮作用による血行不良や肝臓への負担を引き起こすので、髪の毛に全くよくありません。
ビールの良いところ
ビールを飲むのは悪いことばかりではありません。ビールによるメリットには以下の様な物が考えられます。
適度な飲酒による血行促進
ビールを飲むとアルコールの作用で血行が良くなります。髪の毛に必要な栄養は血液で運ばれるため、血行が良いことは育毛のためにも重要です。ただし、飲み過ぎると逆に血行が悪くなるので、ほろ酔い程度で止めましょう。
ストレス解消
ストレスは薄毛の原因になります。その為、お酒を飲んでストレスを解消するのは薄毛対策のためにもメリットがあります。
特にビールは炭酸でさっぱりするため、よりストレス解消効果が高いという説もあります。仕事終わりのビールや風呂上がりのビールなど、気持ちを一区切りしてリフレッシュする効果もあります。
利尿作用による老廃物の排泄
ビールには利尿作用があり、トイレが近くなります。そのため、おしっことともに老廃物が排出されるので、デトックス効果が期待できます。ただしビールで水分が失われた分をまたビールを飲んでというのを繰り返していると、かえってお酒の毒が貯まるらしいので、水やお茶も飲むようにして下さい。
ビールに含まれる栄養素による効果
ビールにはビタミンB群が多く含まれているらしく、これらはエネルギー代謝に関わる栄養素で、髪の毛の成長にも良いものです。
また、ビールの原料のホップには女性ホルモンと似た作用を持つフィストロゲンという成分が含まれることがあるので、ビールを飲むことで女性ホルモンと似た効果が得られ男性ホルモンの働きが抑えられて、男性型脱毛症に効くのでは無いか?という仮説があります。
お酒は適量であればむしろ健康に役立つらしいので、これはビールも同様です。ビールには髪の毛に良い面と悪い面の両方がありますので、飲み方が重要だと思います。
深酒を避け、1日を2本くらいまでにすることと、ヘルシーなおつまみを選ぶことが重要だと思います。
美容室 KOO’S久米川店 はや