忘年会シーズンなので、焼肉屋さんや居酒屋などに行かれる機会が多い時期だと思います。

洋服などに付いた臭いは、消臭スプレーで臭いを消すことが出来ますが、髪の毛に消臭スプレーを噴きかけるわけにはいきません。髪の毛は臭いが付きやすいので、臭いが付くのを防ぐための対策を書いていこうと思います。

髪の毛に臭いが付きやすい原因

なぜ髪は臭いが付きやすいかというと、髪の毛の表面には無数の穴が開いていて、その小さな穴がニオイの分子を吸収しやすいからです。

髪の毛は一本一本はとても細いですが、本数が多いので表面積が大きくなり、ニオイを溜めこみやすくなります。それに髪が長ければ長いほどさらに表面積が大きくなるので、嫌な臭いも付きやすくなってしまいます。

髪の毛に臭いが付きにくくする方法

臭いは髪の表面積が広ければ広いほど付きやすいので、その面積を減らせば付着する臭い分子も少なくなります。例えば髪の毛を結んだりお団子ヘアなど。

一番良くないのがロングヘアをそのままに下ろしておくことです。これは臭い分子をもろに髪の毛に集める状態なので、おすすめできません。。

臭い消し成分配合のヘアコロンや、ヘアスプレーやワックス・グリースなどのスタイリング剤で髪の表面をコーティングすると臭いが付きにくくなります。注意していただきたいのは油分を多く含んだスタイリング剤は臭いを吸収しやすくしてしまうので、避けて下さい。

髪の毛に臭いが付いてしまったら

洗えば臭いは落ちるのですが、電車で帰路につく場合や、この後用事があるなどの臭いと思われたくない場合は、ウェットティッシュ(無ければ濡らしたハンカチ)で拭うように優しく撫でながら髪の毛を拭き取り、仕上げに乾いているティッシュやタオル・ハンカチなどで水分を取ります。

髪の毛が濡れている状態だと余計に臭いが付きやすくなるので、水分はしっかり取って下さい。出来れば髪の毛の痛みを防ぐためにノンアルコールタイプのウェットティッシュを使ってあげて下さい。

荷物になりますが、コンパクトドライヤーをかばんなどに入れておいてトイレなどで冷風(温風だと髪についた油分や整髪剤が溶けて臭いの成分を吸着するので風で臭いを吹き飛ばせなくなる)を当てると臭いは取れますが、かばんにドライヤー入れてる人見たこと無いので現実的ではないですね。。。

風にあてればいいので、100mダッシュを5本くらい走れば取れるかもしれませんが、これもあんまり現実的では無いですね。。

ちなみに臭いが気になるからといってヘアコロンや香水を髪の毛にふりかけると香りが混ざって不快なニオイになるので、臭いは取るということが大事です。

あくまでも家に帰るまでの応急処置なので、臭いが気になる方は試してみて下さい。

東村山市の美容室 美容院KOO’S久米川店