なぜ白髪になってしまうのか
なぜ白髪になるのかというと、メラノサイトがうまく働かなくなるからです!
本来は、生まれてきた瞬間の髪の毛は全部白髪で、そこにメラノサイトと呼ばれる色素細胞が働き、メラニンという褐色の色素が髪を染めることによって黒くなります。
何らかの理由でこのメラノサイトの働きが悪くなると白髪になってしまいます。
メラノサイトの働きが悪くなる3つの原因
1.栄養不足
タンパク質とミネラルが不足すると白髪になってしまいます。
髪の毛はケラチンと呼ばれる18種類のアミノ酸が結合してできたタンパク質で構成されています。その中でも特にチロシンというアミノ酸が髪の毛を黒くするメラニン色素の材料になっていて、タンパク質が不足するとチロシンが不足して白髪になりやすくなります。
なので、タンパク質を一日に体重×1グラムを目安に摂取するようにしてください。
2.血流不足
血流不足によって末端の細い細胞まで血液が届きにくくなってしまい、結果として髪の毛を育てて黒く色づけるための栄養が不足し、白髪が増えてしまいます。
腎臓機能が衰えると血流が悪くなったり貧血になったりするので、白髪対策には腎臓のケアも必要です。腎臓には体の水分を調節する働きがあるので、適度に水分補給してあげないと血流が悪くなってしまいます。
なので1日体重×30~40mlの水を毎日しっかり飲むように心がけることによって腎臓ケアしていくことが出来て白髪対策になります。
3.紫外線
紫外線により頭皮が乾燥してしまいます。紫外線は細胞を老化させてしまうので、白髪でいうと波長の長いUV-Aというタイプの紫外線は窓ガラスを通過して屋内に届き、細胞にダメージを与えます。すると色素を生み出す細胞まで痛めてしまい、白髪や髪が欲しくなる原因になります。
それと紫外線は過酸化脂質を乱してしまいます。皮脂は頭皮の潤いを保ち、雑菌が発生しないように弱酸性で保たれているのですが、紫外線によって皮脂は素早いスピードで酸化してしまい過酸化脂質になります。これが毛穴にこびり付き髪の毛の色を付けたり髪の毛を生み出す細胞んぽ働きを阻害してしまいます。
なので対策として日差しが強い場所にいる時は帽子をかぶったり頭皮に日焼け止めスプレー(ボディースプレーでもOK)で頭皮全体を紫外線から保護してあげてください。
食生活での白髪対策
1.加工食品をやめる
加工食品での食生活は栄養不足になってしまい、精製されたパン・缶詰の野菜などは精製されている時点でミネラルやビタミンが失われています。
なので、炭水化物なら玄米・野菜は加工されていない野菜を食べるようにしてください。
超加工食品と言われているカップラーメンやスナック菓子、ものによっては冷凍食品も栄養分が失われていたり添加物が使われています。
そういた食事ばかり食べているとビタミンやミネラル、タンパク質が取れないことや添加物を代謝する過程でビタミン・ミネラルが大量に必要になるのでさらに不足してしまいますので、白髪が気になる方は加工食品を食べるのを減らしていってください。
東村山市の美容院 美容室KOO’S久米川店